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草壁シトヒ
くさかべしとひ
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2025年ジブリの名作が全国のスクリーンに!『海がきこえる』リバイバル上映で蘇る青春

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2025年は、スタジオジブリのファンにとって忘れられない一年になります。私が特に注目しているのは、これまで「隠れた名作」とされてきた『海がきこえる』が、史上初めて全国規模でリバイバル上映されることです。この画期的な出来事をはじめ、ジブリパークでの限定上映や大規模な展覧会など、ジブリの世界に深く浸れるイベントが目白押しです。

この記事では、2025年に開催されるジブリ関連のイベント情報を網羅し、ファンなら誰もが見逃せないポイントを徹底的に解説します。ジブリが築き上げてきた豊かな遺産が、未来へ向けてどのように輝きを放つのか、その全貌をお届けします。

タップできる目次

『海がきこえる』リバイバル上映|青春がスクリーンに蘇る

2025年のジブリ関連イベントで最大の目玉は、青春物語の名作『海がきこえる』の全国リバイバル上映です。これは単なる再上映ではなく、作品の歴史を塗り替える文化的な大イベントといえます。

史上初の全国公開!その概要と意義

このリバイバル上映は、映画レビューサービス「Filmarks」が配給を手掛け、2025年7月4日(金)から3週間の期間限定で実施されます。1993年にテレビスペシャルとして放映されたこの作品は、宮崎駿監督や高畑勲監督の作品とは一味違う、思春期の繊細な人間関係をリアルに描いたことで知られています。

これまで全国の劇場で公開される機会がなかった本作が、ついに全国167館以上のスクリーンにかかるのです。これは、作品がジブリの公式な名作の一つとして再評価される重要な機会を意味します。チケット料金は大人1,600円、高校生以下1,000円で、各種割引の対象外となるプレミアムな特別上映です。

項目詳細
作品名『海がきこえる』
公開期間2025年7月4日(金)より3週間限定
公開劇場全国167館以上(順次追加予定)
配給Filmarks
料金大人 1,600円 / 高校生以下 1,000円
注意事項各種サービスデー・割引の適用はなし

ファン必見!限定グッズと来場者特典

リバイバル上映を記念して、ファンの心をくすぐる多様な限定グッズが販売されます。私が特に魅力を感じるのは、当時の雰囲気をそのままに復刻したパンフレットや、懐かしさがこみ上げるサウンドトラックの限定カセットテープです。

これらのグッズは、一部の上映劇場とオンラインの「Filmarks Store」で購入できます。さらに、7月21日(月)の「海の日」には、来場者特典として限定クリアポストカードが先着で配布されます。この特別な日に劇場へ足を運ぶ価値は計り知れません。

商品名価格(税込)販売場所
復刻パンフレット1,100円一部上映劇場、Filmarks Store
復刻パンフレット & 上映記念ZINEセット1,650円一部上映劇場、Filmarks Store
サウンドトラック 上映記念 限定カセットテープ2,300円一部上映劇場、Filmarks Store
原作小説 挿画ポストカードセット880円一部上映劇場、Filmarks Store
『海がきこえる』× FCW リバイバル上映記念T5,940円一部上映劇場、Filmarks Store

ここでしか観られない特別な物語|ジブリパークと三鷹の森ジブリ美術館

全国規模のイベントとは対照的に、特定の場所でしか味わえない限定的な映像体験もジブリの大きな魅力です。ジブリパークと三鷹の森ジブリ美術館は、ファンにとっての「聖地」として、その価値をさらに高めています。

ジブリパーク「映像展示室オリヲン座」の短編作品

愛知県にあるジブリパークの中心施設「ジブリの大倉庫」には、映像展示室「オリヲン座」があります。ここでは、三鷹の森ジブリ美術館でのみ上映されてきたスタジオジブリ制作のオリジナル短編アニメーションが順次上映されます。

どの作品も、ジブリの創造性が凝縮された珠玉の一本です。私が思うに、これらの短編作品を鑑賞するためだけにでも、ジブリパークを訪れる価値は十分にあります。

2025年 上映スケジュール

  • 3月|『やどさがし』
  • 4月|『パン種とタマゴ姫』
  • 5月〜6月16日|『毛虫のボロ』
  • 6月25日〜7月|『たからさがし』
  • 8月|『くじらとり』
  • 9月|『水グモもんもん』
  • 10月|『コロの大さんぽ』

三鷹の森ジブリ美術館「土星座」の限定上映

ジブリ短編アニメーションの原点である三鷹の森ジブリ美術館内の映像展示室「土星座」も、引き続きファンに特別な時間を提供します。幻想的で親密な空間で鑑賞する物語は、心に深く刻まれる体験となるでしょう。

2025年 上映スケジュール

  • 8月|『やどさがし』
  • 9月|『毛虫のボロ』
  • 10月|『パン種とタマゴ姫』

両施設を訪れたくなる巧みな戦略

ジブリパークと三鷹の森ジブリ美術館の上映スケジュールには、巧みな戦略が隠されています。例えば2025年8月、ジブリパークでは『くじらとり』が、三鷹では『やどさがし』が上映されます。一方で9月には、両施設で『毛虫のボロ』が上映されるのです。

この意図的なスケジュールの違いは、「あちらでは今、別の作品が上映されている」という事実でファンの探求心を刺激します。これは、全ての作品を鑑賞したい熱心なファンに両方の施設を訪れる動機を与える、見事な戦略です。

2025年を彩るジブリ関連イベントの数々

『海がきこえる』のリバイバルや限定短編上映だけが2025年のジブリではありません。国内外で開催される特別上映や展覧会、コンサートが、ジブリの世界をさらに豊かに彩ります。

スクリーンで観る珠玉の名作たち

2025年は、過去の名作を再びスクリーンで鑑賞できる貴重な機会に恵まれています。高畑勲監督の『平成狸合戦ぽんぽこ』や、巨匠たちの原点ともいえる『赤毛のアン~グリーンゲーブルズへの道~』などが期間限定で上映されます。

東京の丸の内TOEIでは、『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』『魔女の宅急便』といった初期の傑作が短期集中で特別上映されます。これらのイベントは、ジブリの歴史の奥深さに触れる絶好の機会です。

世界に羽ばたくスタジオジブリ・フェスト2025

スタジオジブリの国際的な評価を確固たるものにしているのが、北米で毎年恒例の「スタジオジブリ・フェスト」です。2025年はスタジオジブリ設立40周年を記念し、5月から11月にかけて全米各地の映画館で開催されます。

ラインナップには、アカデミー賞を受賞した最新作『君たちはどう生きるか』も含まれており、世界中のファンを魅了します。このイベントは、ジブリがもはや日本の宝であるだけでなく、世界的な文化遺産であることを証明しています。

作品世界に浸る展覧会とコンサート

映画鑑賞だけでなく、作品世界を物理的に体験できるイベントも多数開催されます。プロデューサー鈴木敏夫氏に焦点を当てた「鈴木敏夫とジブリ展」や、故・高畑勲監督の功績を辿る「高畑勲展」は、ジブリの創造の源泉に触れる貴重な機会です。

音楽面では、作曲家・久石譲氏による大規模なコンサートが東京ドームで開催されます。ジブリ作品の感動を支えてきた美しいメロディーを、壮大なオーケストラの生演奏で体感できます。

イベント名会場開催期間
鈴木敏夫とジブリ展愛・地球博記念公園 体育館2025年7月12日~9月25日
高畑勲展麻布台ヒルズギャラリー2025年6月27日~9月15日
ジブリの立体造型物展寺田倉庫 B&C HALL/E HALL2025年5月27日~9月23日
久石譲 コンサート東京ドーム2025年7月16日~17日

まとめ|2025年、あなただけのジブリ巡礼プランを立てよう

2025年がこれほどまでにジブリのイベントで満ち溢れているのには理由があります。最新作『君たちはどう生きるか』の世界的な成功がブランド全体への関心を高め、スタジオジブリが自らの偉大な遺産を次世代に継承していく段階に入ったことの表れです。

この特別な年に、あなただけの「ジブリ巡礼プラン」を立ててみてはいかがでしょうか。7月に『海がきこえる』を鑑賞し、夏にはジブリパークと三鷹の森ジブリ美術館を巡り、秋には展覧会で作品の深淵に触れる。そんな最高のジブリ体験が、あなたを待っています。スタジオジブリは、過去の作品を未来へと繋ぐ「生き続けるアーカイブ」として、これからも私たちに夢と感動を与え続けてくれるでしょう。

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