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草壁シトヒ
ブロガー
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ジブリ短編『ちゅうずもう』のあらすじ・感想・上映スケジュール

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スタジオジブリが制作した短編アニメーション映画『ちゅうずもう』は、三鷹の森ジブリ美術館とジブリパークでしか鑑賞できない特別な作品です。民話を基にした心温まる物語でありながら、ジブリらしい美しい映像とユーモアにあふれています。

私がこの作品を初めて観たとき、その短い時間の中に詰め込まれた感動と楽しさに心を奪われました。この記事では、『ちゅうずもう』の魅力、あらすじ、そして気になる上映スケジュールについて、詳しく解説していきます。

ジブリ短編映画 歴代作品のあらすじはこちら

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ジブリ短編『ちゅうずもう』の基本情報

『ちゅうずもう』は、2010年に公開された約13分の短編アニメーションです。監督は『借りぐらしのアリエッティ』で原画を担当した山下明彦氏が務め、脚本は宮﨑駿監督が手掛けています。

日本の民話「ねずみのすもう」を原作としており、どこか懐かしい雰囲気を感じさせる作品です。以下に基本情報をまとめました。

項目詳細
企画・脚本宮崎駿
監督山下明彦
音楽渡野辺マント
語り阿川佐和子
公開2010年1月3日
上映時間約13分
原作日本の民話「ねずみのすもう」
ちゅうずもうの基本情報

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ジブリ短編『ちゅうずもう』のあらすじ

物語の舞台は、とある山のふもとです。そこに住むおじいさんとおばあさんは、畑仕事に明け暮れ、毎日くたくたに疲れていました。

ある日、おじいさんが山で痩せっぽっちのねずみたちが、大きなねずみと相撲をとっては投げ飛ばされているのを目撃します。自分たちの家のねずみがいつも負けていることを知ったおじいさんは、おばあさんと相談して、ねずみたちにご馳走を食べさせて応援することを決めます。

ねずみたちのために、愛情を込めて料理を作るうちに、おじいさんとおばあさんは次第に元気と笑顔を取り戻していきます。栄養満点のご馳走をたくさん食べたねずみたちは、いよいよ相撲の大会に挑みます。その結末は、観る人すべての心を温かくする感動的なものです。

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ジブリ短編『ちゅうずもう』の見どころ

『ちゅうずもう』の魅力は、美しい映像、ユニークなキャラクター、そして心温まるストーリーに集約されます。私が特に心を惹かれたポイントを3つ紹介します。

スタジオジブリならではの美しい映像

この作品の映像は、まるで動く絵本のようです。色鉛筆や水彩画で描かれたような温かみのあるタッチは、どこか懐かしい『まんが日本昔ばなし』を彷彿とさせます。

日本の原風景であるのどかな山村の景色が、非常に美しく描かれています。キャラクターたちの動きも滑らかで、特にクライマックスの相撲シーンは迫力満点です。そのダイナミックな動きは、短い作品とは思えないほどの見応えがあります。

ユーモラスなキャラクター描写

登場するねずみたちの描写が非常にユニークです。宮﨑駿監督は、ねずみたちを「礼儀を知っている侍のように」描くよう指示したといいます。その結果、ねずみたちは単なる動物ではなく、尊厳と意志を持ったキャラクターとして描かれています。

試合前にお辞儀をする姿や、真剣な眼差しで相撲に取り組む様子は、とてもユーモラスで愛らしいです。表情豊かなキャラクターたちの姿に、思わず笑みがこぼれてしまいます。

温かみのあるストーリー

この物語の核心は、おじいさんとおばあさんの心の変化にあります。原作の民話では、単純な同情からねずみを助けますが、ジブリ版では、無気力な日々を送っていた老夫婦が、ねずみを応援することを通じて生きる喜びや目的を見出していく姿が描かれます。

特に、ねずみのためにご馳走を作るシーンは、この作品のハイライトです。愛情のこもった美味しそうな料理の数々は、観ているだけでお腹が空いてきます。誰かのために行動することが、自分自身の幸せにも繋がるという温かいメッセージが、この物語には込められています。

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ジブリ短編『ちゅうずもう』の上映情報

『ちゅうずもう』は常時公開されているわけではなく、三鷹の森ジブリ美術館とジブリパークの映像展示室で、他の短編作品と入れ替わりで上映されます。

ジブリ美術館での上映

『ちゅうずもう』は、三鷹の森ジブリ美術館の映像展示室「土星座」で不定期で上映されます。

※ジブリ美術館の上映作品は定期的に入れ替わるため、最新情報は公式サイトを確認してください。

🔗 ジブリ美術館 映像展示室「土星座」の上映スケジュール

ジブリパークでの上映

ジブリパークの「映像展示室オリヲン座」でも期間限定で上映されます。

※ジブリパークの上映作品は定期的に入れ替わるため、最新情報は公式サイトを確認してください。

🔗 ジブリパーク「映像展示室オリヲン座」の上映スケジュール

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まとめ

『ちゅうずもう』は、わずか13分という短い時間の中に、笑いと涙、そして明日への活力が詰まった珠玉の作品です。ジブリらしい温かみのある映像と音楽、そして心に残るストーリーは、子どもから大人まで、誰もが楽しめます。

私がこの作品から受け取ったのは、「誰かを思う気持ちが自分を元気にする」というシンプルなメッセージです。ジブリ美術館やジブリパークを訪れる機会があれば、ぜひこの特別な短編映画を鑑賞してみてください。きっと、あなたの心にも温かい灯がともるはずです。

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