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草壁シトヒ
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『千と千尋の神隠し』聖地巡礼ガイド|映画の世界を体験!

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2001年に公開され、今なお世界中で愛され続けるスタジオジブリの名作、『千と千尋の神隠し』。

八百万の神々が集う不思議な世界観と、少女・千尋の成長物語は、多くの人々の心を捉えてやみません。

映画を観ていると、「この風景、どこかで見たことがあるかも?」「モデルになった場所はあるのだろうか?」と気になりますよね。

この記事では、『千と千尋の神隠し』のモデル地やインスピレーションの源泉として噂される日本各地の「聖地」を徹底解説します。

公式に認められた場所から、ファンの間で有力視されているスポット、そして海外の有名な候補地まで、映画の世界観をより深く味わうための情報をお届けします。

タップできる目次

ジブリが公式に認める聖地

このパートでは、スタジオジブリや宮崎駿監督、制作スタッフが公式に「参考にした」「インスピレーションを受けた」と認めている場所をご紹介します。これらの場所は、映画の世界観を形作る上で確かな影響を与えたと考えられます。

江戸東京たてもの園(東京都小金井市)

江戸東京たてもの園は、ジブリが公式に参考にしたと認めている貴重な場所の一つです。

関連性と具体的な要素

東京都小金井市にあるこの野外博物館には、江戸時代から昭和初期にかけての歴史的建造物が移築・復元されています。宮崎駿監督は映画制作にあたり、この場所を訪れ、ノスタルジックな雰囲気や建物から多くのインスピレーションを得たとスタジオジブリも認めています。

特に有名なのが「武居三省堂」です。明治初期創業の文具店で、壁一面に並ぶ多数の小さな引き出しが特徴です。この店内は、映画に登場する釜爺(かまじい)が働くボイラー室のモデルになったと広く知られています。

園内にある銭湯「子宝湯」も注目です。足立区千住にあった銭湯を移築したもので、唐破風の玄関や格天井など、昭和レトロな雰囲気が漂います。油屋の直接的なモデルではありませんが、「商店街にそびえ立つ銭湯」という油屋の存在感や雰囲気に大きな影響を与えたとされます。

東ゾーンに再現された「下町中通り」の街並みも、千尋が迷い込んだ不思議な町の雰囲気を醸し出しています。居酒屋「鍵屋」は、千尋の両親が豚にされてしまう屋台のモデルではないか、という声もあります。

これらの場所から、宮崎監督が建物をそのまま模倣するのではなく、そのディテールや時代の空気感を吸収し、独自のファンタジー世界を構築したことがうかがえます。

訪問情報

江戸東京たてもの園へのアクセスや開園時間などの情報です。

  • 所在地|東京都小金井市桜町3-7-1(都立小金井公園内)
  • アクセス
    • JR中央線「武蔵小金井駅」北口からバス5分「小金井公園西口」下車、徒歩5分
    • 西武新宿線「花小金井駅」からバス5分「小金井公園西口」下車、徒歩5分
  • 開園時間
    • 4月~9月|9時30分~17時30分
    • 10月~3月|9時30分~16時30分
    • (入園は閉園30分前まで)
  • 休園日|月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
  • 観覧料|一般400円、大学生320円、高校生・65歳以上200円、中学生以下無料(詳細は公式サイトをご確認ください)
  • 公式サイトhttps://www.tatemonoen.jp/
  • 駐車場|小金井公園駐車場(有料)あり

道後温泉本館(愛媛県松山市)

日本最古級の温泉として知られる道後温泉本館も、公式に認められた場所です。

関連性と具体的な要素

約3000年の歴史を持つとされる道後温泉。その象徴である道後温泉本館は、油屋の外観デザインのモデルの一つとして参考にされたと認められています。

美術監督の武重洋二氏が、ジブリの社員旅行で訪れた際に参考にスケッチしたと語っています。木造三層楼の複雑で重厚な構造、特徴的な屋根の形状、城郭のような堂々とした風格が、油屋の壮大で幻想的な外観に影響を与えたと考えられます。和洋折衷の様式も、油屋の多層的で不思議なデザインと響き合います。

この事例は、作品へのインスピレーションが監督個人だけでなく、制作チーム全体の経験からもたらされることを示しています。

訪問情報

道後温泉本館を訪れる際の基本情報です。

  • 所在地|愛媛県松山市道後湯之町5-6
  • アクセス|伊予鉄道「道後温泉駅」から徒歩約5分
  • 営業時間・料金|神の湯階下、神の湯2階席、霊の湯2階席、霊の湯3階個室など、利用施設やコースにより異なります。公式サイトでの確認が必要です。
  • 改修工事|2019年から行われていた保存修理工事は2024年12月に完了し、全館営業を再開しています。
  • その他|混雑時は整理券が配布される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。周辺には「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」「道後温泉 椿の湯」もあります。
  • 公式サイトhttps://dogo.jp/

ホテル雅叙園東京(東京都目黒区)

「昭和の竜宮城」とも呼ばれた豪華絢爛な空間も、インスピレーションの源です。

関連性と具体的な要素

旧称「目黒雅叙園」。昭和初期に建てられ、その豪華絢爛な装飾で知られています。宮崎監督が油屋のモデルの一つとして参考にしたと明言した場所の一つです。

特に、内部の装飾が映画のイメージに強く影響を与えたとされています。東京都指定有形文化財「百段階段」は、急な木造階段廊下の側面に7つの豪華な宴会場が連なる構造です。各部屋には当代一流の画家たちによる日本画や彫刻が施されています。

この贅を凝らした空間、特に宴会場の雰囲気は、映画でカオナシが豪遊する豪華な宴会場や、湯婆婆の屋敷内部のイメージソースになったと言われています。具体的には「漁樵の間(ぎょしょうのま)」がモデルとなった部屋として挙げられています。

ホテル雅叙園東京の例は、インスピレーションが建物の外観だけでなく、内部空間の持つ雰囲気や装飾の豊かさからも得られていることを示しています。油屋の現実離れした豪華さと異世界的な感覚は、こうした実在の場所の空気感を取り込むことで、より説得力を持って描かれています。

訪問情報

ホテル雅叙園東京、特に百段階段を見学する際の情報です。

  • 所在地|東京都目黒区下目黒1-8-1
  • アクセス|JR・東急線・東京メトロ「目黒駅」から徒歩3分
  • 百段階段の見学|通常は一般公開されておらず、ホテル内で開催される企画展の会場として公開される期間に見学できます。企画展の内容や開催期間、入場料は時期により異なるため、公式サイトでの確認が必要です。
  • 公式サイトhttps://www.hotelgajoen-tokyo.com/

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ジブリ非公式の『千と千尋の神隠し』の雰囲気を色濃く残す場所

ここでは、スタジオジブリからの公式な言及はないものの、ファンの間やメディアで「モデルではないか」と頻繁に取り上げられる場所を紹介します。視覚的な類似性や逸話などから、有力な候補地とされています。

積善館(群馬県・四万温泉)

多くのファンが『千と千尋の神隠し』の聖地として思い浮かべるのが、ここ積善館かもしれません。

関連性と具体的な要素

群馬県の四万温泉にある積善館は、モデル地として最も有名かつ人気のある場所の一つです。旅館スタッフによると、宮崎監督が制作前に訪れたことがあると言われています。元禄4年(1691年)創業とされ、本館は現存する日本最古の木造湯宿建築とも言われています。

最も象徴的なのが、本館の前にかかる赤い「慶雲橋(けいうんばし)」です。千尋が油屋へと渡る印象的な赤い橋と非常によく似ており、多くのファンを惹きつけています。夜にライトアップされると、さらに幻想的な雰囲気が増します。

赤い橋の向こうに建つ、歴史を感じさせる木造の本館 も、橋からの眺めが油屋のイメージと重なると言われています。右手に見える旧館上部の部屋が、女中部屋を連想させるとも。

本館と山荘・佳松亭を結ぶ館内通路「浪漫(ろまん)のトンネル」 は、映画冒頭で千尋たちが通る、異世界へと続く不思議なトンネルの雰囲気に似ているとされ、人気の写真スポットです。

積善館の赤い橋のように、特定の記憶に残るビジュアルが現実の風景と一致する場合、公式な裏付けがなくとも、ファンの間で強い結びつきを持つ「聖地」として語り継がれていくことがあります。

訪問情報

四万温泉・積善館へのアクセスや入浴に関する情報です。

  • 所在地|群馬県吾妻郡中之条町四万温泉
  • アクセス
    • JR吾妻線「中之条駅」から関越交通バス四万温泉行きで約40分「四万温泉」下車、徒歩数分
    • 東京駅からの直行バス「四万温泉号」もあり
  • 宿泊・日帰り入浴|宿泊施設は「本館」「山荘」「佳松亭」の3棟。日帰り入浴も受け付けていますが、時間や料金、利用施設は公式サイトで確認が必要です。繁忙期は利用制限がある場合も。
  • 公式サイトhttps://www.sekizenkan.co.jp/

金具屋旅館(長野県・渋温泉)

長野県の渋温泉にある金具屋旅館も、油屋を彷彿とさせるとして人気の高い場所です。

関連性と具体的な要素

金具屋旅館は、特に夜、ライトアップされた姿が油屋のイメージと重なると言われています。スタジオジブリからの公式な言及はありません。建物は昭和初期の建築様式を色濃く残しています。

旅館の建物の一つ「斉月楼(さいげつろう)」は、木造四階建ての登録有形文化財です。夜間に照明で照らし出されると、その複雑な構造と温かい光が、賑わいを見せる夜の油屋の雰囲気と非常に似ています。

館内も、当時の職人技が光る凝った造りが特徴です。国の登録有形文化財でもある「大広間」や、弁柄(べんがら)塗りの壁などは、カオナシが千を追いかけるシーンの背景を思い起こさせます。和風建築に西洋的な要素を取り入れたデザインも、油屋の独特な雰囲気に通じるものがあります。

金具屋旅館の例は、現実の場所が特定の時間帯や照明条件によって、アニメのシーンとの類似性を増し、「聖地」としての地位を確立する上で、時間や雰囲気がいかに重要かを示しています。

訪問情報

渋温泉・金具屋旅館へのアクセスや宿泊に関する情報です。

  • 所在地|長野県下高井郡山ノ内町平穏2202(渋温泉)
  • アクセス|長野電鉄「湯田中駅」からバスまたはタクシーで約10分。「和合橋」バス停下車徒歩2分。湯田中駅からの送迎あり(要予約)。
  • 宿泊・日帰り入浴|館内の見学や雰囲気を十分に味わうには宿泊が必要です。日帰り入浴は受け付けていません。宿泊予約は通常2名以上からとなります。館内には源泉かけ流しの複数の浴場があります。
  • 公式サイトhttps://www.kanaguya.com/

下灘駅(しもなだえき)と周辺海岸(愛媛県伊予市)

海の絶景で有名な駅とその近くの海岸も、映画のワンシーンを思い起こさせる場所として話題です。

関連性と具体的な要素

愛媛県伊予市にあるJR下灘駅は、ホームから広がる伊予灘の絶景で知られ、「日本一海に近い駅」の一つとして有名です。

駅近くの海岸(青石海岸)には、海中へと続く線路があり、これが千尋が銭婆(ぜにーば)の家へ向かう際に乗った海原電鉄のシーンを想起させると話題になりました。

ただし、この海へと続く線路は、実際の鉄道線路ではありません。近くの造船所で船を海から引き揚げたり、進水させたりするための設備(引き揚げ船台、船台)です。しかし、海の透明度が高いため、線路が海中に続いているように見え、視覚的なインパクトは非常に強いです。

下灘駅自体の、ホームが直接海に面している開放的な雰囲気も、千尋が電車に乗って旅をするシーンの旅情と重なります。

この海中線路の例は、現実の物の機能と映画での描写が全く異なるにもかかわらず、純粋な視覚的類似性によって強い「聖地」としての結びつきが生まれた好例です。ファンは、映画のシーンを想起させる「イメージ」に共鳴しているのです。

訪問情報

下灘駅と海に続く線路の場所へのアクセス情報です。

  • 所在地|愛媛県伊予市双海町大久保(下灘駅)
  • アクセス|JR予讃線「松山駅」から普通列車で約50分。
  • 海に続く線路の場所|下灘駅から西へ徒歩約15分(約1.5km)、しもなだ運動公園横の青石海岸。線路は私有地内にあり、立ち入りが制限されている場合があります。見学の際はマナーを守り、作業の邪魔にならないよう配慮が必要です。
  • その他|下灘駅は無人駅です。夕日の名所としても知られ、多くの観光客が訪れます。

その他の候補地

上記の場所以外にも、映画の雰囲気を宿すとして名前が挙がる場所があります。

銀山温泉(山形県尾花沢市)

大正から昭和初期の木造旅館が川沿いに立ち並ぶ温泉街です。ガス灯が灯る夕暮れ時のノスタルジックな雰囲気は、映画の世界観に通じるものがあると評されています。

スタジオジブリからの公式な言及はありません。宮崎監督が特定のモデルはないと述べた上で、昔の日本の建物を「象徴的に再現」したと語ったという情報もあり、特定の建物ではなく、街全体の雰囲気が参考にされた可能性も指摘されています。

  • 所在地|山形県尾花沢市銀山新畑
  • アクセス|JR奥羽本線「大石田駅」からバスで約40分
  • 公式サイトhttps://www.ginzanonsen.jp/

その他の言及

以下の場所も、様々な理由で名前が挙げられることがあります。

  • 油屋(岡山県真庭市・湯原温泉)|映画の湯屋と同じ名前を持つ旅館。
  • あさやホテル(栃木県・鬼怒川温泉)|巨大な吹き抜け構造のロビーが、油屋内部のスケール感を連想させる。
  • 武雄温泉(佐賀県武雄市)|朱塗りの楼門が、夜間にライトアップされると映画の雰囲気を醸し出す。
  • 河鹿橋(群馬県・伊香保温泉)|朱色の太鼓橋が、映画の赤い橋と比較されることがある。

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台湾・九份(きゅうふん)は映画のモデルだった?

日本国外で『千と千尋の神隠し』のモデルとして最も広く知られているのが、台湾の九份です。しかし、その真相はどうなのでしょうか。

九份がモデルと言われる理由

九份がモデルとされる最大の理由は、その独特の景観にあります。

山の斜面に沿って建てられた茶藝館(特に有名な「阿妹茶樓(あめおちゃ)」)、迷路のように入り組んだ狭い路地と石段(特に「豎崎路(じゅえちーるー)」)、そして夕暮れ時から夜にかけて無数の赤い提灯が灯る幻想的な風景。これらが、映画で描かれた不思議な町のイメージと強く重なるためです。

かつて金鉱で栄えたという歴史 も、どこかノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。

公式見解と神話が続く背景

しかし、この説は宮崎駿監督およびスタジオジブリによって明確に否定されています。公式には、映画のインスピレーションは日本国内の場所から得られたと述べられています。

それにもかかわらず、九份がモデルであるという説が根強く残っているのは、やはりその視覚的なインパクトの強さによるものでしょう。インターネットやガイドブックで広まった、提灯が灯る夜の九份の写真は、多くの人が『千と千尋の神隠し』から連想するイメージと見事に合致しました。

結果として、この関連性は(事実ではないものの)九份の観光的魅力を高める一因となり、世界中から多くの観光客を引き寄せています。九份の事例は、ファンの解釈が、制作者の意図とは異なる「真実」として広く受け入れられてしまう現象を示しています。

訪問情報(概要)

台湾・九份を訪れる際の簡単な情報です。

  • 所在地|台湾 新北市瑞芳区
  • アクセス|台北市内からバス、電車(瑞芳駅)+タクシー/バス、または現地ツアー利用が一般的。
  • 見どころ|阿妹茶樓、豎崎路、基山街(商店街)、展望台からの眺望など。
  • おすすめの時間帯|提灯が灯る夕方から夜にかけて。

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まとめ

この記事では、『千と千尋の神隠し』の聖地とされる場所について、公式情報とファンの間で語られる説を整理してきました。

『千と千尋の神隠し』のモデル地とされる場所を巡る旅は、公式に認められた場所、有力な候補地、そして広く信じられているが否定された場所など、様々なレベルの「真実」が存在することを示しています。

映画との関連が指摘される主な特徴公式見解
江戸東京たてもの園 (東京)昔の街並み、武居三省堂(釜爺のボイラー室)、子宝湯(油屋の銭湯設定)インスピレーション源として公認
(宮崎監督訪問)
道後温泉本館 (愛媛)油屋の外観(複雑な木造構造、屋根)インスピレーション源として公認
(美術監督が社員旅行で訪問・参考)
ホテル雅叙園東京 (東京)油屋の内部(百段階段、豪華な宴会場)、カオナシの宴会シーンインスピレーション源として公認
(宮崎監督言及)
積善館 (群馬・四万温泉)赤い橋(慶雲橋)、木造の本館、浪漫のトンネル公式言及なし
(ただし宮崎監督が訪問したとの証言あり)
金具屋旅館 (長野・渋温泉)夜の斉月楼の外観、内部の装飾(大広間、弁柄塗りの壁)公式言及なし
下灘駅周辺 (愛媛)海へと続く線路(実際は船用)、海に面した駅の雰囲気公式言及なし
九份 (台湾)赤い提灯が灯る街並み、狭い路地、茶藝館(阿妹茶樓)モデル地であることを明確に否定
銀山温泉 (山形)大正ロマンの温泉街の雰囲気、木造旅館、ガス灯公式言及なし
(特定のモデルはないとの宮崎監督の発言情報あり)
主な候補地のまとめ

重要なのは、宮崎監督とスタジオジブリが、特定の場所をそのままコピーするのではなく、様々な場所や記憶、芸術作品などからインスピレーションを得て、それらを融合し、独自の素晴らしい世界を創造しているという点です。

これらの「聖地」とされる場所を訪れることは、単に映画のシーンとそっくりな場所を探すだけでなく、作品のインスピレーションとなったかもしれない様々な雰囲気や建築、自然を感じ、その土地固有の歴史や文化を味わうことに大きな価値があります。

映画の面影を探しながら、それぞれの場所の魅力を発見する旅は、『千と千尋の神隠し』という作品への理解を、より一層深めてくれるはずです。

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